{"@context":{"@vocab":"https://cir.nii.ac.jp/schema/1.0/","rdfs":"http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#","dc":"http://purl.org/dc/elements/1.1/","dcterms":"http://purl.org/dc/terms/","foaf":"http://xmlns.com/foaf/0.1/","prism":"http://prismstandard.org/namespaces/basic/2.0/","cinii":"http://ci.nii.ac.jp/ns/1.0/","datacite":"https://schema.datacite.org/meta/kernel-4/","ndl":"http://ndl.go.jp/dcndl/terms/","jpcoar":"https://github.com/JPCOAR/schema/blob/master/2.0/"},"@id":"https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680651647872.json","@type":"Article","productIdentifier":[{"identifier":{"@type":"DOI","@value":"10.14902/kinkipt.2011.0.7.0"}},{"identifier":{"@type":"NAID","@value":"130007007653"}}],"dc:title":[{"@language":"ja","@value":"変形性股関節症患者の片脚立位時における非支持側骨盤傾斜方向の違いによる身体機能の比較"}],"dc:language":"ja","description":[{"type":"abstract","notation":[{"@language":"ja","@value":"【目的】変形性股関節症患者の歩行立脚期や片脚立位時に非支持側の骨盤が下制するTrendelenburg徴候に着目した報告は数多い。一方、臨床においては非支持側の骨盤が挙上する症例もしばしば経験する。しかし、骨盤傾斜方向の違いによる身体機能の特徴の差についての報告は少ない。よって本研究の目的は、変形性股関節症患者を片脚立位時に非支持側骨盤が下制する群と挙上する群に分け、その身体機能の特徴を比較検討することとした。\n\n【方法】対象は当クリニックにて人工股関節全置換術を目的に入院した末期変形性股関節症患者23名（平均年齢58.3±9.7歳）とした。\n片脚立位時の骨盤傾斜方向の測定は、デジタルカメラ（FINEPIX Z800, FUJIFILM）を使用して行った。両側上後腸骨棘にマーカーを貼付し、罹患側を支持側とした片脚立位姿勢を後方から撮影した。得られた画像から画像解析ソフト（ImageJ1.39u,NIH）を使用し、支持側の上後腸骨棘より引いた水平線に対し、非支持側の上後腸骨棘が下方にある群を下制群（11名）、上方にある群を挙上群（12名）とした。\n身体機能の項目は年齢、BMI、罹患期間、疼痛、棘果長差、仮性脚長差、股関節外転可動域、股関節内転可動域、股関節外転筋力、股関節テコ比の10項目とした。罹患期間は、問診にて疼痛や跛行を自覚した時から手術までの年数とした。疼痛はVisual Analogue Scaleで計測した。棘果長差は上前腸骨棘から内果までの距離を測定し、その左右差とした。仮性脚長差は臍果長差から棘果長差を引いた値とし、骨盤傾斜のみで生じた脚長差を表す。股関節内外転可動域は背臥位にて他動的な角度を計測した。股関節外転筋力はハンドヘルドダイナモメーター（μ-Tas F1, アニマ）を用いて、背臥位股関節中間位での等尺性最大外転筋力を測定し、トルク体重比(Nm/kg)で表した。股関節テコ比はX線画像にて、大腿骨頭中心より恥骨結合中心を通る重心線への垂線の長さ（体重モーメントアーム）を、大腿骨頭中心より股関節外転筋力の張力作用方向線への垂線の長さ(外転筋モーメントアーム)で除した値とした。\n統計処理には統計解析ソフト(StatviewJ5.0,SAS）を用い、各項目の下制群と挙上群との比較には対応のないt検定を用いて行った。有意水準は5％とした。\n\n【説明と同意】各対象者には、当クリニックの倫理規定に則り、研究内容を書面にて十分に説明し理解と同意を得た。\n\n【結果】両群間において有意差がみられた項目は罹患期間（ｐ＜0.01）、棘果長差（ｐ＜0.01）、仮性脚長差（ｐ＜0.05）、股関節外転可動域（ｐ＜0.05）であった。それらの平均値（下制群、挙上群）は、罹患期間（4.8±3.8年、1.8±1.0年）、棘果長差（1.45±0.2cm 、0.83±0.3cm）、仮性脚長差（0.7±0.9cm、-0.1±0.4cm）、股関節外転可動域（14.0±12.2°、25.0±9.3°）であった。\n有意差がみられなかった項目は年齢（58.1±7.4歳、60.6±11.6歳）、BMI（21.8±4.1、22.0±2.3）、疼痛（57.1±29.2mm、63.9±24.5mm）、股関節内転可動域（10.0±5.3°、11.8±4.0°）、股関節外転筋力（0.77±0.3Nm/kg、0.74±0.3Nm/kg）、股関節テコ比（2.4±0.3、2.3±0.4）であった。\n\n【考察】本研究の結果、片脚立位時に非支持側の骨盤が下制する群と挙上する群の身体機能を比較すると、下制群の方が罹患期間は長く、棘果長差および仮性脚長差は大きく、股関節外転可動域は小さいという特徴がみられた。これに対し年齢やBMI、疼痛、股関節内転可動域、股関節外転筋力、股関節テコ比には両群間の差はみられなかった。\n仮性脚長差は骨盤傾斜による脚長差を表しており、今回両群間で有意な差がみられた。これは片脚立位などの荷重位だけでなく、背臥位などの非荷重位においてもすでに下制群と挙上群で骨盤傾斜方向が異なっていることを表している。\nまた、先行研究ではTrendelenburg徴候は股関節外転筋力の低下や股関節テコ比不良など、力学的条件の不利が影響すると報告されている。しかし、本研究では股関節外転筋力、股関節テコ比ともに両群間で有意な差はみられなかった。このことは、片脚立位時の骨盤傾斜方向の違いは、股関節外転筋力の低下や股関節テコ比不良などの力学的条件の不利によって生じないことが示された。\nこれらから、骨盤傾斜方向の違いは股関節外転筋力や股関節テコ比だけでなく、罹患期間、棘果長差、仮性脚長差、股関節外転可動域などの特徴にも着目し、多角的な視点から検討する必要性が示唆された。\n\n【理学療法学研究としての意義】\n本研究では、変形性股関節症の片脚立位時の骨盤傾斜方向の違いによる身体機能の特徴を比較した。今回の結果は臨床における股関節症患者のアライメント評価や歩容改善の一助となると考える。"}],"abstractLicenseFlag":"disallow"}],"creator":[{"@id":"https://cir.nii.ac.jp/crid/1410282680651647875","@type":"Researcher","personIdentifier":[{"@type":"NRID","@value":"9000392016212"}],"foaf:name":[{"@language":"ja","@value":"住谷 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