下刈り回数の違いがスギの枯死率および誤伐率に与える影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of weeding frequency on the mortality and accidental cutting of planted sugi
説明
<p>持続可能な林業経営を行う上で,初期育林コストの削減は重要な課題である。その中でも下刈り回数の削減が注目されている。下刈り回数を削減した場合,雑草木との競争による植栽木の枯死や,雑草木の繁茂による視認性の悪化に伴う誤伐が生じる可能性がある。その結果,下刈り回数の削減が植栽木の生存率に影響し,主伐時の収益が減少する可能性がある。しかし,下刈り回数の削減と枯死率,誤伐率などの植栽木の欠損について研究された事例は少ない。そこで本発表では,下刈り回数に加えてスケジュールの異なるスギ幼齢林分における,植栽木の枯死率と誤伐率を明らかにした。また,下刈り回数・斜面方位・植栽密度を説明変数とする多項ロジスティック回帰分析を行い,これらの要因が植栽木の枯死と誤伐にどのように影響しているか,その傾向を明らかにしたので結果を報告する。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 220-, 2017
一般社団法人日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680685747328
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- NII論文ID
- 130007020897
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可

