組織ディスコースとアイデンティティ

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タイトル別名
  • Organizational Discourse and Identity

説明

組織内のディスコースによって、その構成員のアイデンティティが構築される際の分析の視点をアインスワース=ハーディの論文をベースに考察を試みる。 著者たちは、著名な小説に描かれた複数の登場人物及び場面の描写を通して、 (1)言葉によるアイデンティティ形成、(2)会話を通じたアイデンティティ形成、(3)語りを通じたアイデンティティ形成、(4)相互言説性と社会的実践を通じたアイデンティティ形成という4つの異なるレベルから、いかにしてアイデンティティが構築されるかを、ポスト構造主義や社会構成主義におけるアイデンティティのとらえ方を援用して理論化している。 本報告では,その有効性と限界を考察し,組織ディスコース論の可能性について言及する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282680685895424
  • NII論文ID
    130004606417
  • DOI
    10.11497/jasmin.2010s.0.36.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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