動電位分極曲線の測定と定電流保持を組み合わせた淡水中における炭素鋼の腐食診断法

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タイトル別名
  • Diagnosis of Carbon Steel Corrosion in Fresh Water by the i-E Curve Measurement and Potentiometry at a Constant Current.

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説明

淡水中における炭素鋼の腐食形態は水質によって変化する.その主な腐食形態として全面腐食と局部腐食が知られている.全面腐食が生じた場合は材料が均一に減肉するため材料の劣化予測が可能であるが,局部腐食が生じると,局部的に腐食が進むため短時間で孔が材料を貫通し,漏水など事故発生の原因となる.そのため,多成分の溶存イオン種を含む淡水中における炭素鋼の腐食診断法が必要とされている.本論文では,炭素鋼のアノード分極曲線の形状が溶解形態により異なることに基づき,動電位分極曲線の測定と定電流保持を組み合わせた淡水中における炭素鋼の腐食診断法を提案する.

収録刊行物

  • 材料と環境

    材料と環境 58 (8), 308-313, 2009

    公益社団法人 腐食防食学会

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参考文献 (10)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282681237076992
  • NII論文ID
    130004503020
  • DOI
    10.3323/jcorr.58.308
  • ISSN
    18819664
    09170480
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
    • OpenAIRE
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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