RPFの動向と次世代固形燃料C‐RPF

  • 竹中 元康
    株式会社関商店 RPF企画開発部(日本RPF工業会 事務局)

書誌事項

タイトル別名
  • The Latest Information on RPF and C-RPF, the Next-generation Technology
  • RPFの動向と次世代固形燃料C-RPF
  • RPF ノ ドウコウ ト ジセダイ コケイ ネンリョウ C RPF

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説明

RPF(Refuse Paper & Plastic Fuel)とは,再生紙として利用が困難な古紙と廃プラスチックを主原料とする固形燃料である。その燃料としての品質,価格及び環境面における優位性により,近年石炭代替燃料として製紙業界を中心にその需要が急拡大している。<BR>本稿では,RPFの特長や需要に触れ,最近のRPFのJIS化の動きや関係する法改正の動向についてまとめた。<BR>また,一般家庭から排出される生ごみ等の可燃ごみを炭化して得られる炭化物(Char)と廃プラスチックを主原料とする新型固形燃料C―RPFを紹介した。<BR>C―RPFは,RPF同様に十分石炭代替燃料として使用し得る品位をもち,化石燃料の削減を通しCO2削減など地球温暖化防止に寄与,従来自治体の焼却施設で処分されてきた一般廃棄物の有効な再資源化手法の一つとして期待がもてる。

収録刊行物

  • 紙パ技協誌

    紙パ技協誌 61 (12), 1454-1458, 2007

    紙パルプ技術協会

被引用文献 (3)*注記

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