活性汚泥法における糸状微生物の発生と抑制に関する研究 : 第1報-幾つかの排水処理方式からみた糸状微生物の発生要因

書誌事項

タイトル別名
  • Experimental Study on Growth and Control of Filamentous Organisms in Activated Sludge Process : Part 1-Growth Factors of Filamentous Organisms in Several Types of the Modified Processes
  • 活性汚泥法における糸状微生物の発生と抑制に関する研究-1-幾つかの排水処理方式からみた糸状微生物の発生要因
  • カッセイ オデイホウ ニ オケル イトジョウ ビセイブツ ノ ハッセイ ト ヨク

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説明

活性汚泥中における糸状性バルキング発生要因の一つに排水の流入条件を挙げ,基質組成の異なる2種類の合成排水を対象に,幾つかの処理方式を用いて実験的検討を行った.得られた知見は次のとおりである.1)SV値(y[ml])とMLSS値(x[g])の関係式を求め,この式に基づくSVI(a値)から処理方式の違いによる汚泥の膨化現象を評価した.その結果,長時間ばっ気法(連続流入)におけるSVI(a値)は755ml/gと最も高い値になっている〔合成排水(1)〕.2)F/M(F:基質濃度[mg/l],M:活性汚泥濃度[mg/l])比が0.06以下でSVI値は高くなる傾向にあった〔合成排水(1)〕.3)SVI値に及ぼす時間とF/M比について重回帰分析を行い,流入条件の違いによる影響について解析した.

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