溶連菌性口角炎

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タイトル別名
  • Hemolytic Streptococcus of Angular Cheilitis

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説明

症例:3 歳,男児と,6 歳,女児<br>主訴:左口角部の紅斑,亀裂,痂疲<br>現病歴:患児は共に,1 週間ほど前から口角に紅斑,亀裂と痂疲を生じたとして,同一日に相次いで当院を受診した。発症前や経過中に,発熱等の全身症状はなかった。<br>家族歴・既往歴:女児の姉に 1 カ月前に,発熱を伴う溶連菌感染症罹患歴あり。 現症:両児とも,左口角に黄色痂疲を伴う紅斑,亀裂と,周囲散布性に紅斑を伴う粟粒大までの漿液性丘疹を認めた(図1,2 )。また,両児に苺状舌(図3 )と扁桃腫大および発赤を,男児に肛門部の紅斑(図4 )を認めた。 臨床検査所見:A 群 β 溶血性連鎖球菌(以下溶連菌)迅速検出キットを用いて,両児の咽頭と男児の肛門に陽性を得た。口角部皮疹の真菌検査は,両児共に陰性であった。<br>診断および治療:溶連菌性口角炎(両児)および肛囲溶連菌性皮膚炎(男児)と診断し,セフジニル常用量内服とフシジン酸ナトリウム軟膏外用を 10 日間行い治癒した。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 80 (5), 417-418, 2018-10-01

    日本皮膚科学会西部支部

参考文献 (1)*注記

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