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- 松山 洋
- 首都大学東京 都市環境科学研究科 地理学教室
書誌事項
- タイトル別名
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- Review and Prospect on the Field of Hydrology and Water Resources Contributed by Geographers in Recent 30 Years
- 地理分野からみたこの30年間の水分・水資源学に関するレビューと展望
- チリ ブンヤ カラ ミタ コノ 30ネンカン ノ スイブン ・ ミズシゲンガク ニ カンスル レビュー ト テンボウ
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説明
<p> この30年間,地理学者が水文・水資源学会誌に公表してきた種別Aの原稿(以下「論文」)について概観し,21世紀当初挙げられた「2020年頃までに解決すべき問題」に対して,地理学者がどのように貢献してきたかについて述べた.「地理学者による論文」を,“公表時に,地理学関係の機関に属していた方たちが全著者数の1/2以上を占める「論文」”と定義したところ全体の約9 %を占め,2005年にピークがみられた.2005年には,研究ノートと原著論文の寄与が等しいことが特徴であった.研究対象地域は,国外ではアジア,国内ではつくばと東京周辺が多かった.多く挙げられたキーワードは,リモートセンシング(7回),NDVI,安定同位体,季節変化,降水,植生指標,積雪水当量(各4回)であった.1990年代はデータ解析の「論文」(含レビュー)が多かったが,2000年代後半にかけて観測の「論文」が多くなっていく傾向がみられた.2010年代は2000年代前半同様,観測とデータ解析の「論文」が同数になっていた.2020年頃までに解決すべき問題に関して,地理学者はHydrological Research Lettersの編集,観測データベースの整備,水文プロセスの発見,国際共同研究の推進,水文学の教科書執筆,など目に見える形で貢献してきた.</p>
収録刊行物
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- 水文・水資源学会誌
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水文・水資源学会誌 31 (6), 467-486, 2018-11-05
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282763094603264
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- NII論文ID
- 130007556994
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- NII書誌ID
- AN10088049
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- ISSN
- 13492853
- 09151389
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- NDL書誌ID
- 029350143
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可