音楽を通した造形活動による異文化交流の共同授業について

書誌事項

タイトル別名
  • About Collaborative Classes of Cross-Cultural Exchanges through Music-Based Artistic Activities
  • 音楽を通した造形活動による異文化交流の共同授業について : プラハ公立小学校での授業「二つのメロディー」を中心に
  • オンガク オ トオシタ ゾウケイ カツドウ ニ ヨル イブンカ コウリュウ ノ キョウドウ ジュギョウ ニ ツイテ : プラハ コウリツ ショウガッコウ デ ノ ジュギョウ 「 フタツ ノ メロディー 」 オ チュウシン ニ
  • Lessons at Public Primary School in Prague “Two Melodies”
  • ―プラハ公立小学校での授業「二つのメロディー」を中心に―

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説明

<p>本研究は,チェコ共和国プラハのドゥホヴァー小学校において,カレル大学教育学部の教員と実施した共同授業の記録,分析,考察からなる。中でも音楽をテーマに設定した造形活動「二つのメロディー」を中心に取り上げ,美術教育,異文化交流の視点から省察する。チェコと日本で同テーマの授業を実施し,プラハで日本の児童作品の鑑賞活動を行った。表現活動では,音楽と一体化するように描く「ドローイング」と音楽全体の印象を表す「色紙構成」の二つの活動を設定した。ドローイングでは場や用具等の設定,身体的な活動が児童の心身をオープンにする導入に適していたこと,色紙構成では三つの作品例から,異文化と向き合ったチェコの児童がとまどいながらも自身の表現を発展できたこと,両国の学校事情,授業方法等の違いを超えて直感的に取り組めるテーマである音楽を通した造形活動の有効性等が明らかになった。</p>

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