木口画像の特徴量について

書誌事項

タイトル別名
  • Features of log cross section images

説明

<p>近年、世界各国で適切な森林経営が行われていることの証明として、森林認証が重要視されている。森林認証により盗伐や違法伐採を抑制し、安心安全な木材消費が促進される。森林認証材であることを証明するためには、川上から川下までその流通経路を証明するためのトレーサビリティシステムが必要である。日本では、QRコードやRFIDタグを用いて木材の個体識別を行い、トレーサビリティを担保する実証実験が行われてきたが、木材の製造流通過程におけるタグの貼り付け、貼り直しの作業コストが高いことや、タグの耐久性の問題から、実用化には至っていない。そこで、本研究では、丸太の木口画像の特徴量を抽出し、QRコードやRFIDタグに代わる新たな個体識別を行い、トレーサビリティの担保が可能かどうかを検討する。特徴量には、丸太木口の髄から丸太の輪郭までの距離を1度毎に取得した木口形状を使用する。撮影時刻を変えた木口画像から特徴量を抽出し、同一個体と別個体での類似度を比較した結果を報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390285300178595072
  • NII論文ID
    130007881033
  • DOI
    10.11519/jfsc.131.0_665
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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