書誌事項
- タイトル別名
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- METHOD FOR MEASURING DEGRADATION AND ADSORPTION OF ANIONIC SURFACTANT AES IN DISPLACED SOIL AT CONSTRUCTION
説明
<p> 陸上発生土は,海域の環境改善材として有効活用できる可能性がある.しかし,シールドトンネル工法から発生する土砂は界面活性剤を含むことが課題である.本研究では界面活性剤のうち代表的な主成分であるAES(ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩)に着目した.実験では,土砂中のAESの自然分解性を評価する実験手法,および土砂へのAESの吸着特性を評価する実験手法に関する留意点を検討した.その結果,分解実験に関しては,AESの土砂試料は含水比を液性限界に調整すること,振とう操作を5℃の冷暗所で実施すること,振とう時間は最低でも2時間は必要であること等が示された.吸着実験に関しては,振とう式撹拌操作の代わりにスターラー式撹拌操作を用いることができること,固液比は粘性土に対して1:50が適切であることが示された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 76 (2), I_750-I_755, 2020
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390285697600897024
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- NII論文ID
- 130007910318
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可