〈三種の使者〉考 ―Sa paṇの所説を中心に―

書誌事項

タイトル別名
  • On <i>pho ña rnam gsum</i> Primarily Based on <i>bDe mchog Lo hi paḥi ḥbru ḥbum</i> by Sa paṇ
  • 〈三種の使者〉考 : Sa panの所説を中心に
  • 〈 サンシュ ノ シシャ 〉 コウ : Sa pan ノ ショセツ オ チュウシン ニ
公開日
2020
DOI
  • 10.18963/chisangakuho.69.0_0017
公開者
智山勧学会

この論文をさがす

説明

<p> Lūyīpāda流はCakrasaṃvaratantraを奉ずる代表的な流派であり,インドからチベットへと流伝してSa skya派もその伝統を保持した。同派の伝えるLūyīpāda流関連文献を見ると,インド・チベット撰述文献中に典拠を求め得ない独自の解釈と考えられるものが含まれており,〈三種の使者〉に関する議論もその一つである。これは尊格を真言所生,土地所生,倶生という3種に分類する既にインドにおいて成立していた方軌を用いて,曼荼羅及びその観想の性格を論ずるものである。本稿ではその要点が簡潔に纏められているSa skya paṇḍita Kun dgaḥ rgyal mtshan(Sa paṇ)の所説を追いながら,Sa chenやGrags pa rgyal mtshan等の見解も参照することによりSa skya派師資による〈三種の使者〉論の詳細を明らかにする。</p>

収録刊行物

  • 智山学報

    智山学報 69 (0), 0017-0033, 2020

    智山勧学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ