Educational Effect by Using Simulated Patient in Basic Nursing Education: Through Practice on Oral Health Care(the Second Report)

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Other Title
  • 看護基礎教育における模擬患者を活用した教育効果の検討 : 口腔ケア演習を通して(第2報)
  • カンゴ キソ キョウイク ニ オケル モギ カンジャ オ カツヨウ シタ キョウイク コウカ ノ ケントウ : コウコウ ケア エンシュウ オ トオシテ(ダイ2ホウ)

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本研究の目的は、学生同士および模擬患者(以下SP)を活用した「口腔ケア演習」における看護学生の学びを各演習記録から比較検討し、その教育効果を明らかにすることである。 看護学生64名の各演習記録を質的記述的分析の手続きに基づき分析した。その結果、学生同士の演習では【患者のより良い援助を考える】【学習の動機づけを得る】【口腔ケアの難しさ】など13カテゴリが抽出された。一方、SPを活用した演習では、これらに加えさらに【良好な人間関係を築くための配慮の必要性】【援助は看護師―患者の相互関係から成り立つ】【看護師の身だしなみ、言動は患者との関係に影響を及ぼす】の3カテゴリが抽出された。 SPを活用した演習で独自に抽出された3カテゴリは、模擬患者の「リアリティによる効果」である。看護教育におけるSPの活用は、学生が看護師として学ぶべき知識・技術と合わせて、看護のあり方を考える契機になることが明らかになった。

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