書誌事項
- タイトル別名
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- QOL and self-efficacy of patients with chronic hepatitis C for three months after interferon therapy began
- Interferon リョウホウ カイシ ゴ 3カゲツ マデ ノ Cガタ マンセイ カンエン カンジャ ノ QOL ト Self efficacy
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説明
本研究は,Interferon 治療過程におけるC型慢性肝炎患者のQOL 及びSelf-efficacy の変化と相互の関連性を,治療開始後3ヶ月までの期間において探求することを目的に行った.C型慢性肝炎患者45人を対象に,自記式質問紙調査法により,入院時と治療開始後1ヶ月,3ヶ月の3回にわたる縦断的調査を実施した.その結果,以下のことが明らかになった.1.QOL は,治療開始後1ヶ月以内に低下し,3ヶ月まで低値のまま推移し,副作用の影響を受けていた.2.Self-efficacy は,治療中の変化は見られず,副作用の影響を受けていなかった.3.QOL 下位尺度である心の健康,活力,社会生活機能と,Self-efficacy の間に,正の相関を認めた.今後は支援検討に向けて,疾患特異的なSelf-efficacy やQOL 尺度を開発し,それらを用いてQOL とSelf-efficacyの関連性を確認する必要があろう.
収録刊行物
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- 広島大学保健学ジャーナル
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広島大学保健学ジャーナル 4 (2), 59-66, 2005-03-31
広島大学保健学出版会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699832529280
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- NII論文ID
- 120000883609
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- NII書誌ID
- AA11601063
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- ISSN
- 13477323
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- DOI
- 10.15027/16443
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- NDL書誌ID
- 8636711
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可