書誌事項
- タイトル別名
-
- On the Fishes of Kojima Bay in the Seto Inland Sea
- コジマワン ノ ギョルイソウ
この論文をさがす
抄録
児島湾の魚類相を明らかにするために, 1976年9月から'77年9月までの約1年間,標本採集を行なった。すなわちこの期間中ほぼ隔月に1回の割りで計6回,各回とも湾内の3定点で小型底曳網を曳航して魚類を採集した。また湾内で操業されている桝網の中の特定の網2統を選定し,毎月1回その漁獲物を全て採集した。このようにして得られた魚類の標本の総個体数は11,292尾であって,39科62種に分類された。これら62種を採集個体数によって数量的に多い種,普通の種および少ない種の3グループに分けると,多い種は10種,普通の種は21種,そして少ない種は31種となる。さらにこれらの魚種について出現時期および採集個体数をもとに生態的な類型分けを行なって考察を加えた。 さらにこの調査によって得られた結果と1961年に行なった笠岡湾の魚類相についての調査結果とを比較検討して考察した。
収録刊行物
-
- 広島大学生物生産学部紀要
-
広島大学生物生産学部紀要 18 (1), 93-101, 1979-07-16
広島大学生物生産学部
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390290699833748480
-
- NII論文ID
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40004291952
- 120005851237
-
- NII書誌ID
- AN00213621
-
- ISSN
- 03877647
-
- DOI
- 10.15027/41418
-
- NDL書誌ID
- 2059297
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可