運動器慢性疼痛に対する認知行動療法

  • 岩﨑 円
    新潟大学医歯学総合病院総合リハビリテーションセンター
  • 木村 慎二
    新潟大学医歯学総合病院総合リハビリテーションセンター
  • 清野 健二
    新潟大学医歯学総合病院総合リハビリテーションセンター

書誌事項

タイトル別名
  • Cognitive Behavioral Therapy for Chronic Musculoskeletal Pain: Exercise Facilitation Method Based on the Cognitive Behavioral Therapy Using the Ikiiki Rehabilitaion Notebook
  • 運動器慢性疼痛に対する認知行動療法 : いきいきリハビリノートを用いた認知行動療法に基づく運動促進法
  • ウンドウキ マンセイ トウツウ ニ タイスル ニンチ コウドウ リョウホウ : イキイキ リハビリノート オ モチイタ ニンチ コウドウ リョウホウ ニ モトズク ウンドウ ソクシンホウ
  • ―いきいきリハビリノートを用いた認知行動療法に基づく運動促進法―

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説明

<p>2021年に発刊された慢性疼痛診療ガイドラインにおいて,認知行動療法および患者教育を組み合わせた運動療法は,施行することを強く推奨されている.認知行動療法は,ある出来事に対する認知(捉え方)と行動を変えることで,問題への効果的な対処の仕方を習得させる心理療法である.筆者らは慢性疼痛患者に対し,認知行動療法に基づく運動促進法(本法)を行うためのツールとして,いきいきリハビリノートを開発し,現在,普及活動を行っている.本稿では,慢性疼痛患者に対する本法の概要・ねらい,開発の経緯と最新版,使用実績,アンケート結果,本ノートのスマートフォン版について文献的考察を加え,報告する.</p>

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

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