地域在住高齢者における骨量低下と階段使用頻度との関連性

  • 谷口 善昭
    鹿児島大学大学院保健学研究科 鹿児島医療技術専門学校
  • 中井 雄貴
    第一工業大学工学部機械システム工学科
  • 富岡 一俊
    垂水市立医療センター垂水中央病院
  • 窪園 琢郎
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科心臓血管・高血圧内科学
  • 竹中 俊宏
    垂水市立医療センター垂水中央病院 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科心臓血管・高血圧内科学
  • 大石 充
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科心臓血管・高血圧内科学
  • 牧迫 飛雄馬
    鹿児島大学医学部保健学科

書誌事項

タイトル別名
  • Relationship between bone mass and the frequency of stair usage in community-dwelling older adults

この論文をさがす

説明

【目的】 本研究は,地域在住高齢者における踵骨の骨量と階段使用頻度との関連性を調べることを目的とした.【方法】 地域コホート研究(垂水研究2018)に参加した高齢者169名を横断的に分析した.骨量は%YAMが70%以下を骨量低下とした.階段使用頻度について,自宅内階段は1日0回と1回以上の2群,自宅外階段は週0~2回・3~7回・8回以上の3群に分類した. 【結果】 従属変数を骨量低下の有無,独立変数を階段使用頻度としたロジスティック回帰分析の結果,自宅内の階段使用頻度に有意な関連は認められなかったものの,自宅外の階段使用頻度0~2回を参照とし,8回以上では有意に骨量低下が減少した(オッズ比0.32,95%信頼区間0.11–0.97,p = 0.045,共変量:年齢,性別,ASMI,握力,歩行速度).【結論】 自宅外での階段の使用頻度が多いと骨量低下の抑制に有用となり得る可能性が示唆された.自宅内の階段使用頻度は関連しておらず,外出を含めた階段の使用が骨量に影響を与えている可能性がある.

収録刊行物

  • 地域理学療法学

    地域理学療法学 1 (0), 18-23, 2022-03-31

    一般社団法人 日本地域理学療法学会

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ