顎堤粘膜形成とモディファイドオベイト型ポンティックを併用して審美性を改善した症例

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  • A case report of esthetic rehabilitation of an anterior fixed dental prosthesis with modified ovate pontic combining minor periodontal plastic surgery

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説明

<p>症例の概要:患者は21歳の女性.上顎右側中切歯欠損による審美不良に対し,部分矯正と顎堤粘膜形成後にモディファイドオベイト型ポンティックを併用したブリッジにて欠損補綴を行った.</p><p>考察:プロビジョナルブリッジを指標とした顎堤粘膜形成術により,モディファイドオベイトポンティックと粘膜が調和し,良好な審美性の改善が得られた.5年11か月の仮着期間にて,顎堤粘膜の安定を確認したことから,装着後10年6か月経過した現在も安定した経過が得られている.</p><p>結論:顎堤吸収を伴う前歯部欠損症例に対し,部分矯正と顎堤粘膜形成後にモディファイドオベイト型ポンティックを用いたことで,高い審美性と長期的に良好な経過が得られた.</p>

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