看護学実習における困難事例を用いたシミュレーション学習の効果

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タイトル別名
  • Effects of case-based simulation learning using difficult cases in nursing practicum.
  • カンゴガク ジッシュウ ニ オケル コンナン ジレイ オ モチイタ シミュレーション ガクシュウ ノ コウカ

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説明

看護学実習において学生の経験した困難に基づく事例を用いたシミュレーション学習の効果を明らかにすることを目的とした。A 大学に所属する看護学実習経験のある看護学部2年生10名に対して,看護学実習で経験した困難をもとに,研究者が作成した事例を用いたフィジカルアセスメントのシミュレーション学習を実施した。シミュレーション学習の実施前後で9項目5段階評価のフィジカルアセスメントの自己評価を実施し前後比較を行った。効果量の評価から、フィジカルイグザミネーションの実施と,対象者への説明を除いたフィジカルアセスメントの実施に関して,シミュレーション学習の効果が期待できる。一方で,ノンテクニカルスキルである対象者への説明には,学習効果が見込めないことが示唆された。

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