教職課程学生を対象としたグループワークの実践報告4 : 生徒の人間関係トラブルについて考えるグループワーク

書誌事項

タイトル別名
  • Practice Report of Group Work for Students of the Teacher Training Course (4) : Group Work for Thinking about Relationship Troubles between Students
  • キョウショク カテイ ガクセイ オ タイショウ ト シタ グループワーク ノ ジッセン ホウコク(4)セイト ノ ニンゲン カンケイ トラブル ニ ツイテ カンガエル グループワーク

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説明

本稿では、教職課程の学生が、生徒の人間関係のトラブルへの対応について体験的に学ぶために作成したグループワークであるエクササイズ「マリアのきもち」を紹介する。本エクササイズは、架空の高校の部活動でおきた人間関係のトラブルの解決方法についてグループで話し合い、様々な意見を共有することを通して、支援の基本姿勢について学ぶことができる。学校での人間関係のトラブルに対応するうえで、個人の資質に原因をもとめて指導するのではなく、システム論的な視点から眺めることによって、起きている問題の理解が深まり、対応の幅が広がることについて学習できる。また、生徒のトラブルに対応するために、教職員仲間で協働し、他の専門職や地域の機関とも連携する必要性についての理解を深めることができる。

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