建設業から発生する廃プラスチックの有効利用を目的とした廃棄物処理プロセスの環境・経済評価

書誌事項

タイトル別名
  • Environmental and Economic Evaluation of Waste Plastic Management Processes for Effective Utilization of Plastic Waste from the Construction Industry

説明

<p>廃プラスチックの有効利用拡大が求められている現在、建設業から発生する廃プラスチックについても、リサイクル率を向上させる必要性が高まっている。建設廃棄物に含まれるプラスチックの処理は各地域や企業、廃棄物の特性によって異なる点があり、現状の全国的な処理フローは把握できていない。本研究では、建設業から発生する廃プラスチックの処理実態を把握し、有効利用方策として溶融燃料利用について検討した。アンケート調査の結果、プラスチックを含む建設混合廃棄物選別後の軽量物は、焼却処理、安定型埋立、管理型埋立される割合が大きく、有効利用が進んでいないことが分かった。また、軽量物は溶融用燃料としての発熱量を有していることから有効利用できる可能性があり、軽量物の現状の処理状況から溶融燃料利用を想定した処理に変更すると、LCCは3%削減、最終処分量は51%削減されるが、一方でCO₂排出量は6.1%増加する結果となった。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390302459092199808
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.35.0_209
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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