豪雨災害時における山地・林道被害状況の把握と情報活用

書誌事項

タイトル別名
  • Current situation of grasping damage to mountains and forest roads in the events of torrential rain disaster and the information application.
  • ~九州における自治体調査を基に~
  • ―Based on a survey of local governments in Kyushu, Japan―

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説明

気候変動下で豪雨の頻度と強度が高まっており,山地被害状況の迅速な把握とともに,情報の蓄積と活用が求められる。本稿の目的は,九州7 県および平成29(2017)年7 月九州北部豪雨の被災市町村を対象に山地災害情報の把握と活用実態を明らかにすることであり,行政資料の収集と担当者へのインタビューを実施した。その結果,山腹崩壊や治山施設の被災は,県の治山担当部局と出先機関によって多くの項目が把握されているのに対して,林道被害の災害査定は林業振興部局が担当であり,主に市町村が被災箇所の特定,把握を担い,被災箇所の地理情報の把握が不十分であった。さらに作業道被災の実態はほとんど把握されていない状況にあった。将来の減災対策として,伐採ガイドラインの作成や林道・作業道の維持管理体制を見直すなどの自治体があった。しかし,把握情報の蓄積と活用,共有という面で課題があることを指摘した。

収録刊行物

  • 水利科学

    水利科学 67 (5), 47-66, 2023-12-01

    一般社団法人 日本治山治水協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390305024682191360
  • DOI
    10.20820/suirikagaku.67.5_47
  • ISSN
    24324671
    00394858
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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