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- 鈴宮 淳司
- 島根大学医学部附属病院 先端がん治療センター/腫瘍・血液内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Chronic lymphocytic leukemia: update on pathophysiology and management
- 慢性リンパ性白血病 : 病態研究と診療の新展開
- マンセイ リンパセイ ハッケツビョウ : ビョウタイ ケンキュウ ト シンリョウ ノ シン テンカイ
- —病態研究と診療の新展開—
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説明
<p>慢性リンパ性白血病(CLL)は欧米では最多の造血器腫瘍で,他の腫瘍と同様に,多段階発症モデルが提唱されているが,その詳細は不明な点が多い。また,遺伝子異常を含む予後不良因子の解析,病気の進展に伴うクローンの解析など多くの研究がなされている。FCR(フルダラビン,シクロホスファミド,リツキシマブ)療法は“fit”でTP53異常(17p欠失)異常がない若年者CLL患者に対する初回標準治療である。TP53異常(17p欠失)のあるCLL患者はFCR療法のような免疫化学療法に抵抗性で予後不良である。しかしBruton’s tyrosine kinase(BTK)阻害薬,PI3キナーゼ阻害薬,Bcl-2拮抗薬などの分子標的薬が開発され,TP53異常があるような高リスクCLL患者にも有効である。IGHV体細胞遺伝子変異がある場合はFCR療法により長期の無病生存が得られ,治癒の可能性が指摘されている。治療目標が,病気のコントロールから治癒の可能性へと変化しつつあり,微小残存病変(MRD)の評価が重要になってくると考えられる。</p>
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 59 (5), 511-520, 2018
一般社団法人 日本血液学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564237990398848
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- NII論文ID
- 130007384550
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 029096275
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- PubMed
- 29877241
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可