日本画像学会関連技術のこの10年の歩み ―現像剤技術―

書誌事項

タイトル別名
  • Progress of Imaging Technology related to ISJ for the Last Ten Years —Developer Technology—
  • ニホン ガゾウ ガッカイ カンレン ギジュツ ノ コノ 10ネン ノ アユミ : ゲンゾウザイ ギジュツ

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説明

<p>現像剤技術に関するこの10年のトピックスを,電子写真技術の構築に対して現像剤に求められてきたものとその対応技術という観点で振り返ってみた.10年程前は画像の高画質化やカラー定着でのオイルレス化などの高機能化が技術課題であった.そのため,トナーには小粒径化やコア·シェル構造化が求められ,種々の重合トナーが立ち上がった時代であった.それに対しこの10年間はリーマン·ショックを契機に事務機市場が停滞したことから,経済性を訴求できる低温定着トナーや,デジタル印刷市場への展開を求め印刷物の高付加価値化のための特色トナーが開発されてきたのが特徴であった.</p>

収録刊行物

  • 日本画像学会誌

    日本画像学会誌 57 (3), 310-319, 2018-06-10

    一般社団法人 日本画像学会

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