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- 村田 ひろ子
- NHK放送文化研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Middle-Aged and Elderly Men Have Shallow Friendships: Looking into Personal Relationships of the Japanese
- 友人関係が希薄な中高年男性 : 調査からみえる日本人の人間関係 : ISSP国際比較調査「社会的ネットワークと社会的資源2017」・日本の結果から
- ユウジン カンケイ ガ キハク ナ チュウコウネン ダンセイ : チョウサ カラ ミエル ニホンジン ノ ニンゲン カンケイ : ISSP コクサイ ヒカク チョウサ 「 シャカイテキ ネットワーク ト シャカイテキ シゲン 2017 」 ・ ニホン ノ ケッカ カラ
- ISSP国際比較調査「社会的ネットワークと社会的資源2017」・日本の結果から
- From the ISSP Survey on Social Networks and Social Resources (2017 Module): Survey Results in Japan
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説明
NHK放送文化研究所が加盟する国際比較調査グループISSPが、2017年に実施した調査「社会的ネットワークと社会的資源」の日本の結果から、他者との接触や友人づきあい、人間関係と生活満足度との関連について報告する。SNSの利用頻度と他者との接触の関係をみると、SNSを頻繁に利用している人のほうが、親しい友人との接触も多い。高齢層についても、SNSの利用者で18歳以上の子との接触が多い。50代以上の中高年男性では、友人づきあいが希薄な傾向がみられる。例えば、「悩みごとを相談できるような友人がいない」という人は、全体で2割なのに対し、男性50・60代でいずれも3割台、70歳以上では半数を超える。また、「落ち込んだときの話し相手」や「家庭の問題についてアドバイスをもらう相手」として「親しい友人」を挙げるのは、全体で4割なのに対し、男性50代以上の各年層で2割から3割程度にとどまる。生活満足度との関連では、他者との接触や友人数が多いほど、生活に満足している割合が高い。特に40、50代の中年男性では、悩みごとの相談相手の人数によって、生活満足度が大きく異なる。
収録刊行物
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- 放送研究と調査
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放送研究と調査 68 (6), 78-94, 2018
NHK放送文化研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390564237999331584
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- NII論文ID
- 130007401983
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- NII書誌ID
- AA11207753
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- ISSN
- 24335622
- 02880008
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- NDL書誌ID
- 029090791
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可