書誌事項
- タイトル別名
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- Practice and Evaluation of a Flipped Classroom with Epistemic Preparative Activities on Basic Statistics
- ニンシキテキ ジュンビ カツドウ オ ドウニュウ シタ トウケイ ノ キソ オ アツカウ ハンテン ジュギョウ ノ ジッセン ト ヒョウカ
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抄録
<p>本研究では,統計の基礎とデータ分析を扱う反転授業において,受講生の理解度と講義動画の視聴行動を検討した.実践では,講義動画と対面学習の内容に関連があり,真正性の高い問題解決を要するゲームを用いて,動画視聴の前に認識的準備活動 (EPA) を行った.EPA の実施単位として個人EPA 群と協調EPA 群を設定し,受講前,中間,受講後の理解度テストの得点を比較した後,動画視聴の比率やスタイルを分析した.その結果,(1) 個人EPA 群と協調EPA 群の違いにかかわらず,受講生全体の理解度が向上する,(2) 協調EPA 群の方が,対面での演習活動前に理解度がより向上しやすい,(3) 個人EPA 群の方が講義動画を選択的に反復視聴する傾向がみられる,などの示唆が得られた.</p>
収録刊行物
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- 日本教育工学会論文誌
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日本教育工学会論文誌 44 (2), 237-251, 2020-10-10
一般社団法人 日本教育工学会
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詳細情報
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- CRID
- 1390567901493843968
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- NII論文ID
- 130007926397
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- NII書誌ID
- AA11964147
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- ISSN
- 21896453
- 13498290
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- NDL書誌ID
- 030703357
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可