雲仙火山周辺における土壌中の二酸化炭素に対する火山性流体の影響マッピング(第15回名古屋大学タンデトロン加速器質量分析計シンポジウム(平成14(2002)年度)報告)
書誌事項
- タイトル別名
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- THE SPATIAL VARIATION OF MAGMATIC CARBON DIOXIDE CONTRIBUTION IN SOIL AIR AT UNZEN VOLCANO, SW JAPAN(Proceedings of the 15^<th> Symposium on Researches Using the Tandetron AMS System at Nagoya University in 2002)
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抄録
土壌ガスに含まれるCO_2に対する雲仙火山の影響が,どのくらいの範囲に及んでいるのか,マグマ起源CO_2の寄与はどの程度であるのかを,炭素同位体(δ^<14>C・ δ^<13>C)を用いて解析した.その結果,雲仙地溝の内部でマグマ起源CO_2の寄与が大きなものとなったが,その傾向は地溝の東側で顕著で,西側では特筆するほどの傾向は見られなかった.これとは別に地溝帯の北側で寄与が高いものがあった.また,同位体を用いて導き出した寄与率に土壌中でのCO_2濃度や土壌からのCO_2フラックスをかけ合わせた評価を行った.
収録刊行物
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- 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書
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名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 14 98-104, 2003-03
名古屋大学年代測定資料研究センター
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詳細情報
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- CRID
- 1390572174421255040
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- NII論文ID
- 110007150862
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- NII書誌ID
- AN10305282
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- HANDLE
- 2237/13577
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可