日中の音楽教員養成に関するカリキュラムについて -岡山大学,東京藝術大学,東北師範大学の事例分析をもとに-

書誌事項

タイトル別名
  • A Case Study of Curricula for Music Teachers Training in Japan and China - Okayama University, Tokyo University of the Arts and Northeast Normal University -
  • ニッチュウ ノ オンガク キョウイン ヨウセイ ニ カンスル カリキュラム ニ ツイテ : オカヤマ ダイガク,トウキョウ ゲイジュツ ダイガク,トウホク シハン ダイガク ノ ジレイ ブンセキ オ モト ニ

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抄録

近年,わが国の教員養成においても日本人学生の中国への留学,そして中国人学生の日本への留学が,増加傾向にあるのは周知の通りである。そのような中で,日本と中国の音楽教員養成に関するカリキュラムの構造が異なっているために,留学生らにとって,希望する研究内容と実際のカリキュラムが適さないという問題等が生じている実態がある。筆者らは,中国の教員養成に関する音楽カリキュラムおよび教育内容の実態を調査するために,東北師範大学内にある音楽学院を訪問した。それらの調査内容を踏まえ,本研究ではそれぞれ構造やシステムの違う岡山大学教育学部・教育学研究科(音楽教育),東京藝術大学音楽学部・音楽研究科,東北師範大学音楽学院を事例として取り上げ比較することによって,前述した問題について検討を行った。

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