Examination of support based on the experience of the leaders of the Hikikomori parents’ groups

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  • ひきこもり親の会のリーダーの内的体験からみえる支援の検討
  • ヒキコモリ オヤ ノ カイ ノ リーダー ノ ナイテキ タイケン カラ ミエル シエン ノ ケントウ

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本研究の目的は、セルフヘルプ・グループひきこもり親の会のリーダーが、自らの役割の基軸を見出すまでの体験のプロセスを明らかにするとともに、リーダーへの支援の示唆を得ることである。特に、関連機関との連携に注目した。各地で活動する親の会のリーダー6名に半構造化面接を実施し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した。会のリーダーが役割の基軸を見出していくプロセスは、≪実践からのゆるぎない確信≫を得ることによって、【羅針盤獲得の後押し】と【社会貢献への使命感】を見出していくプロセスであった。支援は、会を運営するための経済面や専門的な学習への支援など会を運営するために必要な支援の他に、【羅針盤獲得の後押し】を促進させるアドバイザー的な専門家の支援の可能性について探る必要がある。また、【社会貢献への使命感】に依拠して、会の運営で得た知見やノウハウを一般社会への啓発や、ひきこもり支援に携わる専門スタッフの学習支援などに積極的に協力依頼する方向への示唆が得られた。

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