細胞・組織のバイオ分析における増感酵素

  • 金子 諒右
    九州大学工学研究院応用化学部門
  • 森 健
    九州大学工学研究院応用化学部門 九州大学大学院システム生命科学府
  • 片山 佳樹
    九州大学工学研究院応用化学部門 九州大学大学院システム生命科学府 九州大学先端医療イノベーションセンター 中原大学医用工学科

書誌事項

タイトル別名
  • Signal Amplification Enzymes for Bioanalysis of Cells and Tissues
  • サイボウ ・ ソシキ ノ バイオ ブンセキ ニ オケル ゾウカン コウソ
公開日
2022-03-05
資源種別
journal article
DOI
  • 10.2116/bunsekikagaku.71.101
公開者
公益社団法人 日本分析化学会

この論文をさがす

説明

<p>生体試料中のタンパク質を抗体により標識して検出するバイオ分析において,色素に由来する検出シグナルの増強を行うために,酵素を用いた増感反応が行われる.本総説では,バイオ分析に用いる増感酵素に望まれる性質を議論し,従来用いられてきた3種の増感酵素(西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼ,アルカリ性フォスファターゼ,β-ガラクトシダーゼ)が,これを満足することを示す.一方で,従来の酵素に欠けていた視点を述べ,これを取り入れた新しい増感酵素のクラスとして,「哺乳類直交性酵素」を提案し,その例として,著者らが見いだしたα-アラビノフラノシダーゼを紹介する.この新しいクラスの酵素を複数用意すれば,複数抗原の多色検出が可能となり,バイオ分析の有用性が大いに高まると期待される.</p>

収録刊行物

  • 分析化学

    分析化学 71 (3), 101-107, 2022-03-05

    公益社団法人 日本分析化学会

参考文献 (11)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ