介護老人保健施設に勤める介護職の利用者に対する陰性感情とバーンアウトの関連

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タイトル別名
  • Relationship Between Negative Feelings Toward Service Users and the Burnout of Care Staff in Geriatric Health Service Facilities
  • カイゴロウジン ホケン シセツ ニ ツトメル カイゴショク ノ リヨウシャ ニ タイスル インセイ カンジョウ ト バーンアウト ノ カンレン

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説明

<p>介護老人保健施設に勤める介護職の利用者に対する陰性感情とバーンアウトの関連を明らかにするために,関東地方の介護老人保健施設の介護職1,283名を対象に質問紙調査を実施した。陰性感情尺度は患者への陰性感情尺度(NFPF),バーンアウト尺度は日本版MBI-HSSを使用した。有効回答710名を解析の対象とし,平均年齢は36.67±11.03歳(Mean±SD)であった。介護職のバーンアウトの平均は,11.97±3.03で,陰性感情の平均は,2.94±2.42であった。陰性感情の下位尺度の「介護職側が利用者に持つ陰性感情」,「受け身的に生じる陰性感情」がバーンアウトに関連していた。介護職では陰性感情を持ちやすいものが,バーンアウトしやすかった。介護職の陰性感情の表出やコントロールなどの対処を構築していく必要がある。</p>

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