近赤外分光分析法による焼酎もろみ中のアルコール濃度測定

  • CHRISTOPHER IMANSANTOSO Rimba
    鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター
  • 吉﨑 由美子
    鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター 鹿児島大学大学院連合農学研究科
  • 奥津 果優
    鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター
  • 髙峯 和則
    鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター 鹿児島大学大学院連合農学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Measuring the Alcohol Content in Shochu Moromi by Near-infrared Spectroscopy
  • キンセキガイ ブンコウ ブンセキ ホウ ニ ヨル ショウチュウモロミ ナカ ノ アルコール ノウド ソクテイ

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説明

<p>近赤外線分光分析計(NIRS)による焼酎もろみのアルコール度数の測定と測定精度の確認のために,従来法であるD-OD法との比較を行った.焼酎製造に一般的に用いられる3種類の麹(こうじ)(黒麹,白麹,黄麹)並びに2種類の主原料(米,サツマイモ)を使用したもろみ6種類を作製し,発酵日数ごとにアルコール度数測定をNIRS並びにD-OD法で行った.NIRS測定に用いる焼酎もろみの調製方法としては,ガーゼろ過ではろ液の濁りが強いことが影響して測定を行うことができず,ろ紙ろ過またはメンブレンフィルターによるろ過を行うことが必要であった.もろみアルコール度数の測定値は,NIRSとD-ODでほぼ同じ値を示し,非常に高い相関を示すことが確認された.さらにNIRSによる測定値の誤差はD-ODよりも小さいことが確認された.したがってNIRSは,簡便かつ精度の高い焼酎もろみのアルコール度数測定法として有効的であった.</p>

収録刊行物

  • 分析化学

    分析化学 71 (7.8), 425-430, 2022-08-05

    公益社団法人 日本分析化学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (1)*注記

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