COVID-19 の影響下における成人クリティカルケア実習の取り組み:成果と課題からみえた今後の展望

書誌事項

タイトル別名
  • Clinical practicum in adult critical care with COVID-19:prospects seen from achievements and challenges
  • COVID-19 ノ エイキョウ カ ニ オケル セイジン クリティカルケア ジッシュウ ノ トリクミ : セイカ ト カダイ カラ ミエタ コンゴ ノ テンボウ
公開日
2023-03-01
資源種別
departmental bulletin paper
DOI
  • 10.24795/nk021_021-027
公開者
滋賀県立大学人間看護学部

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説明

2020年度からの成人クリティカルケア実習は,COVID-19の影響を受けて,臨地と学内を組み合わせた実習形態となった.目標や評価基準は2019年度から変えていない.2年目の2021年度を終え,2年間の成果と課題を検討した.臨地では,実際の患者のからだやこころの反応の変化を生き生きと感じとり,急性期看護の意味を考察できるよう取り組んだ.学内では,模擬患者ではあるが,対象の理解を深めた上で,フロネシス(実践の知)としての看護援助をおこなうことを大切にした.その結果,「走りながら考える」「立ち止まって考える」ことをとおして,思考のプロセスの強化につながると考えた.現場の空気感や対象の多様な健康観に遭遇する体験などは,臨地でしか経験できない.そのため,臨地と学内での学びを統合することが重要であると考えた.これからの看護には,地域における多様な対象や療養の場に対応できる看護実践能力が求められる.臨床推論,フィジカルアセスメント,コミュニケーション,多職種連携などの能力を養うため,新カリキュラムにおいても,臨地でしか経験できないこと,思考のプロセスを強化することを大切にしたいと考える.

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