臓側胸膜由来悪性孤立性線維性腫瘍の1例

書誌事項

タイトル別名
  • Malignant Solitary Fibrous Tumour of the Visceral Pleura—Report of a Case—
  • ゾウソクキョウマク ユライ アクセイ コリツセイ センイセイ シュヨウ ノ 1レイ
公開日
2023
DOI
  • 10.3919/jjsa.84.1032
公開者
日本臨床外科学会

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説明

<p>症例は57歳,女性.呼吸苦,胸痛を自覚していた.胸部CTで右胸腔内に18×13cm大の胸壁腫瘍を認め,CTガイド下経皮針生検を施行した結果,孤立性線維性腫瘍(SFT)の診断となった.CT,MRI,FDG-PET所見からは良悪性の診断が困難であった.2020年12月,胸腔鏡補助下で腫瘍摘出術が施行された.術後の病理組織学的検査の結果,紡錘形細胞がpatternlessに増殖する所見を認めた.核分裂像は16個/10HPFであり,免疫染色はCD34陽性,STAT6陽性であった.以上より,高リスク悪性SFTの診断となった,切除断端は陰性であり,外科的完全切除を施行できた.術後補助療法は施行せず,無治療経過観察中である.悪性SFTは非常に稀な疾患であり,診断基準が明確でないが,再発リスクについては様々な文献で報告されている.今回,悪性SFTと診断し,外科的切除術を施行した1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.</p>

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参考文献 (19)*注記

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