書誌事項
- タイトル別名
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- Continuous Support for Community-based Activities Activity System Model as a Conceptual Framework: Qualitative Research
説明
<p>目的:住民主体の通いの場が抱える運営上の課題を明らかにし,活動継続に必要な支援を検討する.方法:2021年9月から11月に,通いの場の住民ボランティア12名を対象にインタビュー調査を行い,活動システムモデルを分析フレームワークとした演繹的内容分析を行った.結果:活動システムの6つの構成要素内では,サポーターは活動継続への不安を抱えていること,通いの場では新しい参加者が増えないこと,人間関係の難しさという地域性があること,構成要素間では,年齢や健康上の理由により通いの場に参加できないこと,働く高齢者が多いことや体操以外にも多様な活動があるため通いの場の参加につながらないことが「矛盾」として挙げられた.結論:通いの場を利用するメリットの見える化や,住民を巻き込んだ幅広い周知活動,あらゆる健康レベルの人でも参加可能な体制づくり,高齢期を見据えた若い世代からの継続した健康づくり支援が必要である.</p>
収録刊行物
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- 日本プライマリ・ケア連合学会誌
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日本プライマリ・ケア連合学会誌 47 (1), 3-11, 2024-03-20
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581080444481536
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- ISSN
- 21872791
- 21852928
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可