マイクロRNAの発現調節を介したフラボノイドの生体調節作用

  • 村田 希
    愛媛大学学術支援センター遺伝子解析部門
  • 立花 宏文
    九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門

書誌事項

タイトル別名
  • Bioactivity of Flavonoids through Regulation of microRNA Expression
  • New Molecular Mechanisms Involved in Food Functionality
  • 食品成分の機能性に関わる新たな分子機構

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説明

<p>近年,食品ならびに食品成分による健康増進効果や疾病予防機能などの生体調節作用が注目を集めており,その作用メカニズムを解明する研究が盛んに行われている.マイクロRNA(miRNA)は線虫において発見された低分子RNAであり,ヒトやマウスなど他の生物種でも発現していることや,標的となる遺伝子の機能を制御する働きを有していることが明らかになり2000年ごろから研究が飛躍的に進んできた.miRNAは細胞生物学的に重要な生命現象に関与しており,食品の機能性発揮に影響を与える新しい因子としての報告も増えている.本稿では,代表的な機能性食品成分の一つであるフラボノイドの生体調節作用とmiRNAの関係について最新の研究を紹介する.</p>

収録刊行物

  • 化学と生物

    化学と生物 61 (8), 371-378, 2023-08-01

    公益社団法人 日本農芸化学会

参考文献 (29)*注記

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