短縮版聴覚情報処理検査の作成と結果分類の試み

  • 紀井 大志
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室
  • 田泓 朋子
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室
  • 松本 希
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室
  • 野田 哲平
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室
  • 土橋 奈々
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室
  • 松永 健志
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室
  • 福井 恵子
    国際医療福祉大学医療学部言語聴覚学科
  • 小宗 徳孝
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室
  • 中川 尚志
    九州大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科学教室

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the short version of the auditory processing test and classification of the test results

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説明

<p>要旨: 標準純音聴力検査など従来の聴力検査で正常にも関わらず会話が聞き取りにくいという聴覚情報処理障害/聞き取り困難 (APD/LiD) の症状を把握するための検査として, 聴覚情報処理検査 (auditory processing test: APT) が考案されている。しかし, 発表されている APT を全て受けるにはのべ3時間程度の時間が必要であり, 患者, 医療機関双方に負担となっていた。われわれは APT の時間的負担を軽減することを目標に, APD/LiD 患者に異常値が見られる頻度が高い検査を抽出した。この情報を元に目的が重複している検査や難易度が高すぎて基準値が極端に低い検査を整理し, 短縮版 APT を提案した。この短縮版 APT で基準値を下回った項目について APD/LiD を分類し集計した。その結果, APD/LiD を疑う患者には, 発達障害と精神疾患の病歴聴取またはスクリーニング検査, FAPC, 小渕の SSQ, 標準純音聴力検査, 67語表を用いた60dBSPL の語音弁別検査, 短縮版 APT に絞って検査を施行することでより短い時間で評価を行うことができると判明した。</p>

収録刊行物

参考文献 (9)*注記

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