クリーンルーム入室患者への慈悲とマインドフルネス瞑想による気分状態改善効果に関するランダム化比較パイロット研究

  • 山田 忍
    和歌山県立医科大学大学院保健看護学研究科がん看護学
  • 有光 興記
    関西学院大学心理学科学研究科
  • 武用 百子
    大阪大学大学院医学系研究科医学部保健看護学専攻精神保健看護学
  • 野口 理恵
    和歌山県立医科大学附属病院看護部
  • 園木 孝志
    和歌山県立医科大学附属病院血液内科
  • 向 友代
    和歌山県立医科大学附属病院看護部
  • 三栖 亜紀子
    和歌山県立医科大学附属病院看護部
  • 林 真紀子
    ユニバーサル株式会社あるふぁ訪問看護ステーション

書誌事項

タイトル別名
  • A Randomized Controlled Pilot Study on the Effects of Loving-Kindness and Mindfulness Meditation (LKM) on Patients in a Sterile Isolation Room to Improve Their Mood Status
公開日
2025-08-31
DOI
  • 10.1625/jcam.22.9
公開者
日本補完代替医療学会

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説明

【目的】本研究は,クリーンルームに入院中の血液腫瘍患者に対する慈悲とマインドフルネス瞑想でのランダム化比較試験を行い,気分状態の改善効果を評価した.<br> 【方法】対象者9名(介入群4名、対照群5名)を選出し,介入群には20分のLKM療法(Loving-Kindness and Mindfulness Meditation)の動画を収録したタブレットを提供し,視聴させた.介入前と介入後1週間,2週間に心理検査POMS2を用い,二元配置分散分析により時間経過に伴うスコアの比較を行った.<br> 【結果】両群間で各因子に統計学的有意差は認められなかったが,活力-無気力(VA)因子においては,非線形変化の傾向がみられた(p=0.054).<br> 【結論】本パイロット研究ではLKMが血液悪性腫瘍患者の気分状態の改善に有意な影響を与えることが示されなかったが,これは症例数の不足に起因していると思われた.今後,対象者の人数を増やしてさらに研究を継続する予定である.

収録刊行物

参考文献 (25)*注記

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