ボラティリティ変動モデルの発展と株式収益率データヘの応用

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  • ボラティリティ変動モデルの発展と株式収益率データへの応用
  • ボラティリティ ヘンドウ モデル ノ ハッテン ト カブシキ シュウエキリツ データ エ ノ オウヨウ

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説明

<p>株価,為替レート,債券価格といった資産価格の時系列分析では,近年,ボラティリティと呼ばれる2次のモーメントの変動に注目が集まっている.本論文は,時系列モデルの中で,特にそうしたボラティリティの変動を明示的に定式化するボラティリティ変動モデルの最近の発展についてサーベイを行ったものである.ボラティリティ変動モデルには大きく分けて2つのものがある.一つは,Engle[1982]のARCH(Autoregressive Conditional Heteroskedasticity)モデルおよびそれを発展させたモデルで,もう一つは,確率的分散変動(Stochastic Volatility;略して,SV)モデルである.本論文では,ARCH型モデルについてはモデルの発展を中心に,SVモデルについてはその推定法を中心にサーベイを行っている.</p>

収録刊行物

  • 現代ファイナンス

    現代ファイナンス 3 (0), 15-41, 1998-03-31

    日本ファイナンス学会 MPTフォーラム

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