共通周期による定期発注方式のための在庫品目のグルーピングについて

書誌事項

タイトル別名
  • Optimal Groupings of Inventory Items for a Common Order Cycle System with Fixed Demand

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説明

多品目を個別に管理することに起因する出費や繁雑さの軽減をめざし, 確率需要下の在庫品目をグループに分けてグループ単位で定期発注する在庫管理モデルを扱っている.指定のグループ数の下で用いられた費用関数の値を最小にするグルーピングは, 個々の品目をその最適発注周期の大きさの順に並べた列を崩さずに区切ってつくられるグルーピングのなかに存在する.解法には動的計画法を用いている.グルーピング効果の分析結果によれば, グループ数を3〜4以上にとれば, グルーピングしない場合に対するグルーピングの追加費用率は微小である.一般に, 単位在庫量当りの保管費と需要量の積hDの値の分布がL型のときは, 他にくらべて追加費用率は大きい.他に発注周期の変更や段取費, hDの値の変化が費用に及ぼす影響, およびグルーピング解の図式化と利用法について述べている.

収録刊行物

  • 日本経営工学会誌

    日本経営工学会誌 36 (3), 173-178, 1985-08-15

    公益社団法人 日本経営工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713029360256
  • NII論文ID
    110003934092
  • DOI
    10.11221/jimapre.36.3_173
  • ISSN
    24329983
    03864812
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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