フレイル対策

DOI

抄録

<p> フレイルとは、加齢とともに筋力などの体力や認知機能などが低下し、生活機能障害・要介護、死亡などの危険性が高くなった状態のことを指し、適切な生活介入・支援により、生活機能全般の維持・向上が可能であると考えられている。日本では2014年5月に日本老年医学会により提唱された概念である。</p><p> フレイルの要因は大きく、身体的、精神心理的、社会環境的要因の3つに分けられ、それぞれに適切な介入が求められている。しかし、フレイルの概念は比較的新しいこと、一般の医療専門職の認知度が低いこともあり、適切で効果的な介入が行われていないのが実情といえる。</p><p> 本ジンポジウムでは、フレイル対策について、その要因別(身体的、精神心理的、社会環境的要因)に検討・議論したいと考えている。</p>

収録刊行物

詳細情報

  • CRID
    1390845713038885504
  • NII論文ID
    130007581776
  • DOI
    10.20693/jspehss.69.58_2
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ