13ア-11-ポ-11 スポーツ実習参加数による大学生の知的障害者への向き合い方の違いについて
抄録
<p> これまで、健常者と障害者の関係性の中で、接触回数や頻度により障害に対する偏見が軽減されることが示されてきたが、この事は直線的かつ、両者の関係に上下性を孕んでいる。真の共生社会の実現に向けた教育プログラム開発には、本来の人間関係形成の中にある、複雑で複合的な捉え方による議論が必要だと考える。</p><p> そこで本研究では、両者の関係性を重視した教育プログラムの開発を最終目標とし、知的障害者とのスポーツ実習への参加数が、大学生の知的障害者の捉え方の質にどのような影響を与えるかについて明らかにすることを目的とした。本目的を達成するため、知的障害者とのスポーツ交流を含む一般教養ゼミナール受講生のうち、協力の得られた9名(A群4名:1回参加、B群5名:3回参加)を対象とした。調査では、スポーツ実習前と最終実習後に半構造化面接法により、「実習に対する不安や楽しみについて」「知的障害者へのイメージについて」「自身が知的障害者と関わることへの思い」などを聞き取った。データは逐語録化し、KH Coderを用いて共起ネットワークを作成し、群間で比較分析をした。その特徴をもとに、望ましい実習内容について考察した。</p>
収録刊行物
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- 日本体育学会大会予稿集
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日本体育学会大会予稿集 70 (0), 343_3-343_3, 2019
一般社団法人 日本体育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609785164928
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- NII論文ID
- 130007770577
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- ISSN
- 24241946
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可