13ア-10-口-04 車椅子を使用する障害者におけるスポーツ観戦の中核ベネフィットとアクセシビリティ,ユーザビリティの関連

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タイトル別名
  • 健常者との比較を通して

抄録

<p>　障害者には、興奮等といった観戦の中核ベネフィットを得るために必要なスタジアムの座席や売店等の施設やサービスにアクセシビリティ、ユーザビリティの課題がある。しかし、これらの課題が障害者特有なものであるかは明らかではない。そこで目的を、車椅子を使用する障害者における観戦の中核ベネフィットへのスタジアムの施設等のアクセシビリティ、ユーザビリティの関連性を健常者との比較を通して明らかにすることとした。方法は、質問紙調査をJリーグ公式戦２会場で実施した。分析対象者は、車椅子使用者31名（男性27名、女性4名、平均年齢46.6±15.8歳）、健常者92名(男性60名、女性32名、平均年齢41.9±17.0歳）である。分析結果より、車椅子使用者は、中核ベネフィットとアクセシビリティに中程度の相関関係（r＝.478)、アクセシビリティとユーザビリティに強い相関関係（r＝.731)が認められた。一方、健常者は、アクセシビリティとユーザビリティのみに中程度の相関関係（r＝.518)が認められた。以上の結果から車椅子使用者における中核ベネフィットへのアクセシビリティ、ユーザビリティの関連性について考察した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609785168000
  • NII論文ID
    130007770607
  • DOI
    10.20693/jspehss.70.335_1
  • ISSN
    24241946
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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