UAV空撮による樹高推定精度に撮影高度が与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • Tree height estimation by SfM with UAV photogrammetry from different flying height.

説明

<p>UAV空撮による森林計測が普及し始めている。航空機による森林計測に比べて、安価に実施できる点や必要に応じて空撮画像を取得できる点は、事業体や森林組合などの施業の実施主体が運用可能となっている。しかしながら、どのような高度で空撮が最適かとするかは十分に議論されていない。そこで、本研究の目的は、UAVを用いた空撮写真による樹高推定に撮影高度がどのように影響するかを明らかにすることである。対象地は、鹿児島大学農学部附属高隈演習林である。スギ人工林を対象に撮影高度を50m, 75m, 100m, 125mとして空撮を行った。撮影した画像をSfMにより処理し、3Dモデルを構築した。空撮画像から樹高を推定する際には、地盤高情報が必要となり、本研究では航空レーザ計測データから得られたDTMを地盤高情報として使用した。UAVから作成した地表面モデル(DSM)と航空機レーザから得られたDTMの差分から樹高を推定した。当日はこの結果をもとに最適な空撮方法について考察する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390853038535075328
  • NII論文ID
    130008117727
  • DOI
    10.11519/jfsc.132.0_306
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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