連体修飾構造の習得における母語の影響について : 過程的転移としての「の」の過剰使用

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タイトル別名
  • The effect of the L1 on the acquisition of noun-modifying structures : The overuse of "No" as 'transfer in the developmental process'
  • レンタイ シュウショク コウゾウ ノ シュウトク ニ オケル ボゴ ノ エイキョウ ニ ツイテ カテイテキ テンイ ト シテ ノ ノ ノ カジョウ シヨウ

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説明

「格助詞『の』の過剰使用は中国語話者の典型的な誤用であり、母語の干渉によるものである」とする説は現在もかなり広く受け入れられているが、実際には同じ誤用が韓国語話者や英語話者の発話データにも現れており、これを直ちに母語の影響によるものであると断定することはできない。また、母語の習得研究でも、幼児が連体修飾構造を習得していく過程で「の」を過剰使用する時期があることが確認されている。本稿では「の」の過剰使用を言語習得の普遍的なメカニズムの働きによるものであると考え、学習者の母語は誤用の直接的な原因ではなく、誤用の克服を遅らせる要因のひとつであるとの立場から議論を進めていく。

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