UAVによる空中写真と点群を活用した高精度樹種判別に向けた基礎検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Precise Tree Species Classification using Aerial Photography and LiDAR Point Cloud by UAV
説明
<p>近年,森林資源調査のためのUAVの活用が増加している.UAVでは比較的低コストに高分解能画像が取得できる利点がある.一般的には多数の空中写真からSfM処理にて3次元モデルを構築し,このモデルからオルソモザイク画像が作成される.調査項目の1つである樹種も,このオルソ画像上で判別することが通常である.しかしながらUAV空中写真から作成したオルソ画像は,風による葉の揺れや影の影響等のため,樹冠形状の再現性が低いことが指摘されている.</p><p>そこで本研究では,深層学習による高精度な樹種判別のため,複雑な樹冠形状を詳細に撮影したUAV空中写真上でそれぞれ先に樹種判別を行い,その結果をオルソ画像上に集約する手法を提案する.さらに,UAV搭載レーザスキャナにより取得した点群も併用し,性質の異なる複数データを総合的に評価することによる判別精度の向上効果を評価することを目的とする.</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 298-, 2022-05-30
一般社団法人日本森林学会