インド洋西域における奴隷貿易の展開

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  • The Slave Trade in The Western Indian Ocean

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インド洋西域における奴隷貿易の展開について、ザンジバル島とマダガスカル島を中心に考察する。19世紀、イギリスを先頭に西洋列強は奴隷貿易の禁止の方針を明確に打ち出し始めた。しかしながら、インド洋西域のアフリカ大陸東南部沿岸地域やその島嶼地域においては奴隷貿易が活性化した。そこで本稿では、ザンジバルやマダガスカルにおける奴隷貿易の考察を通して、19世紀インド洋奴隷貿易の一端を描写し、ヨーロッパ列強に組み込まれつつある過程、つまりインド洋西域の近世から近代への移行過程について考察する。

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本研究はJSPS科研費JP22K01623の助成を受けたものです。

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