COVID-19のパンデミックは大学生にどのような影響を与えたか:大学における休学・退学・留年学生に関する調査の結果から
書誌事項
- タイトル別名
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- How did the COVID-19 pandemic affect university students in Japan?
- 公開日
- 2023
- DOI
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- 10.57540/campushealth.60.2_53
- 公開者
- 公益社団法人 全国大学保健管理協会
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説明
COVID-19のパンデミックの影響を受けて,入構規制,オンライン授業,アルバイト収入の減少など,2020年度の日本の大学生の生活は例年とは大きく異なった。国立大学の学部学生を対象とした休学・退学・死亡に関する調査結果を通じて,パンデミックが大学生に与えた影響を考察した。<br> 学部を有する全ての国立大学に,休学・退学・留年(過年度在籍)学生数,休学退学の実態,学生の死亡の実態についての調査を依頼した。<br> 2020年度の学生の自殺死亡率は,過去7年間で最高となった。自殺に対するCOVID-19の影響は,不明なケースが多かった。休学や退学が増えることが懸念されたが,休学率も退学率も前年より減少した。経済的理由での休学や退学も増加しなかった。各大学は,困窮している学生に対して,授業料の減免などの経済措置を講じた。経済措置は,自殺者数には反映されなかったが,経済的理由による休学や退学に対しては,効果があったと考えられる。渡航目的で休学する学生の割合は,前年までの半分程度となった。<br> パンデミックは長期化しており,調査結果の比較を継続する必要がある。
収録刊行物
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- CAMPUS HEALTH
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CAMPUS HEALTH 60 (2), 53-58, 2023
公益社団法人 全国大学保健管理協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390864501717113728
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- ISSN
- 24329479
- 13414313
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可

