喉頭全摘出術後の咽頭皮膚瘻についての検討

  • 川畠 雅樹
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
  • 喜山 敏志
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
  • 吉松 誠芳
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
  • 永野 広海
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
  • 大堀 純一郎
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
  • 山下 勝
    鹿児島大学大学院医歯学総合研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野

書誌事項

タイトル別名
  • The clinical characteristics of pharyngocutaneous fistula following total laryngectomy

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説明

咽頭皮膚瘻(PCF)は喉頭全摘出術後に遭遇する術後早期合併症のひとつである。2007年1月から2021年12月までの間に当科において喉頭癌に対して喉頭全摘出術を行った60例中,PCFをきたした症例の臨床的特徴について検討を行った。PCFを7例(12%)に認め,その中の4例(7%)が根治照射後の救済手術例であった。救済手術例においてはPCFの発現時期が遅くなるとともに,閉鎖にも長期間を要していた。術前の好中球・リンパ球比(NLR)が3以上の症例においては有意にPCFの発生が増加していた。根治照射後の喉頭全摘出術例においては,NLRがPCFの予測因子として有用である可能性が示唆された。

収録刊行物

  • 頭頸部外科

    頭頸部外科 34 (2), 145-150, 2024

    特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会

参考文献 (17)*注記

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