ヘルスケアプロセス管理に関する国際標準化と個別化Learning Health Systemアプリケーションの開発研究

  • 中島 直樹
    国立大学法人九州大学大学院 医学研究院 医療情報学講座
  • 中尾 浩一
    済生会熊本病院
  • 岡田 美保子
    一般社団法人医療データ活用基盤整備機構
  • 羽藤 慎二
    独立行政法人国立病院機構四国がんセンター(臨床研究センター)消化器外科
  • 山下 貴範
    国立大学法人九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター
  • 佐藤 直市
    国立大学法人九州大学病院
  • 錦谷 まりこ
    神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Research on International Standardization of Healthcare Process Management and Development of Personalized Learning Health System Applications

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説明

<p>1. 研究目的</p><p> 我が国は,人類史上で初の超少子高齢社会に直面しており,健康寿命の延伸を図るとともに,出生率低下の対策や社会保障費の適正化は喫緊の課題である.そのために健診や医療で発生する情報と日常生活を通じて得られる健康情報を最大限に活用することが重要である.Personal Health Record(以下,PHR)はこの役割を担う可能性があり,政府の医療DX政策方針にもPHRと電子カルテや介護システムとの情報連携が描かれている.個人の健康情報を俯瞰することができるため,患者主体医療の推進,頻発する災害やパンデミック対策などへの核心的なツールとしても期待されている.一方で,これまで標準化活動の不足から相互運用性の課題を残してきた.</p><p> 出生時の母子健康管理に始まる個々人の日々のヘルスケアプロセス管理を生涯にわたり支援するサービスやシステムは,まだほとんど見られず,新たな市場拡大領域と考えられる.国際標準が形成されていない現状においてこそ国際競争優位性を先行確保するために,日本が主導してプロセス管理モデルの国際規格化をはかる必要がある.国際規格化とともに,そのシステム基盤を先行構築することは,デジタルヘルス領域の多様なビジネスを先行的に創出することに繋がる.</p><p> そこで本研究では,個人のヘルスケアプロセス管理のための一連のモデル(概念モデル,情報モデル,プロセス管理モデル等)の国際規格を策定する.規格の開発過程において,モデルの妥当性検証,フィージビリティスタディのため,電子カルテとPHRにわたる標準モデルに準じたシステム実装を行い,実証実験を主に慢性疾患や外来化学療法患者を対象として行う.</p><p></p><p></p>

収録刊行物

  • 医療情報学

    医療情報学 44 (4), 178-179, 2024-10-09

    一般社団法人 日本医療情報学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390868759557116288
  • DOI
    10.14948/jami.44.178
  • ISSN
    21888469
    02898055
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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